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もう55歳まで持たないかもしれない|54歳、退職の前倒しを考え始めた

54歳で55歳退職の前倒しを考える男性を描いたアイキャッチ画像 退職・働き方

※この記事は、2026年9月、休職中に書いた当時の気持ちを残したものです。その後、会社には「退職も考えている」と伝え、現在は退職に向けて具体的に考え始めています。

私はこれまで、55歳で会社を退職することを目標にしてきました。

現在54歳。

34年間働いてきたのだから、あと少しくらい働けるだろう。

そう思っていました。

ところが、休職して会社から離れてみると、その「あと少し」が思っていた以上に長く感じるようになりました。

正直に言うと、

もう55歳まで持たないかもしれない。

自分で決めた退職予定日なのに、そこまで働くことが負担になっている。

今回は、そんな自分の気持ちの変化について書いてみます。

最初は56歳で退職するつもりだった

もともと私は、定年まで働くことが当たり前だと思っていました。

34年間、会社員として働いてきました。

仕事にはやりがいもありましたし、途中で会社を辞めることなど、以前はほとんど考えていませんでした。

それが50代になり、少しずつ考え方が変わりました。

最初に考えたのは56歳での退職です。

退職後の生活費を計算し、資産をもう少し増やしてから辞める。

自分なりに納得できる計画でした。

ところが、次第に56歳まで働くことが長く感じるようになりました。

そこで退職目標を55歳に前倒ししました。

「あと少し頑張れば、自分の時間が手に入る」

そんなふうに考えていました。

まさか、その55歳までの期間さえ長く感じるようになるとは思いませんでした。

休職して初めて考えた「本当に戻りたいのか」

体調を崩し、私は会社を休職することになりました。

最初は、しばらく休めば元気になって、また会社に戻れると思っていました。

会社からも「戻ってきてほしい」「待っている」と言っていただきました。

34年間勤めてきた会社です。

必要としてもらえることは、ありがたいと思っています。

ただ、休職が続く中で、自分の気持ちが少しずつ変わってきました。

以前は、

「早く元気になって会社に戻らなければ」

と考えていました。

ところが最近は、

「そもそも、自分は本当に会社へ戻りたいのだろうか」

と考えるようになりました。

仕事が嫌いになったわけではありません。

会社に恨みがあるわけでもありません。

それなのに、以前のように働きたいという気持ちが戻ってこないのです。

そのことに、自分でも少し驚いていました。

あと数か月が、34年間より長く感じる

34年間も働いてきたのだから、あと数か月くらい頑張ればいい。

他人から見れば、そう思われるかもしれません。

私自身も、以前なら同じことを考えていたと思います。

でも、今は違います。

55歳までの日数を数えると、まだこんなにあるのかと思ってしまう。

以前なら気にならなかった数か月が、今はとても長く感じるのです。

不思議なものですね。

34年間は、振り返ればあっという間でした。

それなのに、これからの数か月はなかなか進まない。

長く働いてきたからといって、あと少し頑張れるとは限らない。

そんなことを初めて実感しました。

自分で決めた55歳という目標に縛られていた

あるとき、ふと思いました。

そもそも、なぜ55歳まで働かなければならないのだろう。

55歳になれば、何か特別な資格が手に入るわけではありません。

その日を境に、人生が大きく変わるわけでもありません。

自分で勝手に決めた目標です。

もちろん、退職時期によって収入や退職金、今後の生活設計は変わります。

だから、いつ辞めても同じというわけではありません。

それでも、55歳という数字を守るためだけに、無理をする必要があるのだろうか。

そう考えるようになりました。

本来、55歳で退職しようと思ったのは、これからの人生を楽しむためでした。

ところが、いつの間にか、

「55歳まで働くこと」そのものが目的になっていたのです。

手段だったはずの退職年齢が、自分を縛る約束のようになっていました。

予定を変えることは、失敗なのだろうか

私はどちらかというと、一度決めたことは最後までやり遂げたい性格です。

仕事でも目標を立て、その達成に向けて行動してきました。

だからこそ、55歳で退職すると決めた以上、そこまでは働きたいと思っていました。

でも、状況が変われば計画を見直してもいいはずです。

仕事でも、環境が変わったのに最初の計画にこだわり続ければ、かえって良くない結果になることがあります。

それなのに、自分の人生については、なかなか計画を変更できずにいました。

56歳から55歳へ。

そして、55歳より前に辞めることも考え始めた。

こうして並べると、ずいぶん計画が変わっています(笑)。

でも、今はそれでいいのかもしれないと思っています。

退職予定日を守ることよりも、その時々の自分の状況に合わせて判断することの方が大切なのではないでしょうか。

早く辞めれば解決するわけでもない

もちろん、退職を前倒しすれば、それですべて解決するわけではありません。

私は住宅ローンも抱えています。

給与収入がなくなれば、生活の仕方も変える必要があります。

退職後の資金計画については、「住宅ローン7,000万円超、完済80歳。それでも55歳で退職を考えている」に書いています。

また、会社を辞めることで、仕事を通じた人とのつながりが減る可能性もあります。

休職中に感じる気持ちが、退職後もずっと同じとは限りません。

だから、今つらいからという理由だけで、すべてを決めてしまうことにも慎重でありたいと思っています。

ただ、だからといって、以前立てた計画に無理やり自分を合わせる必要もありません。

大切なのは、今の自分の状態をきちんと見ながら判断することなのだと思います。

まだ退職を決めたわけではない

この記事を書いている時点では、正式に退職を決めたわけではありません。

会社にも、まだ退職の意思は伝えていません。

復職する可能性も残っています。

数か月後には、

「やっぱり会社に戻りました」

とブログに書いているかもしれません(笑)。

ただ、少し前の自分と明らかに違うことがあります。

それは、55歳まで働くことに、以前ほどこだわらなくなったことです。

今は、目標の日まで頑張ることよりも、これからどう働き、どう暮らしていくのかを考えたい。

そんな気持ちが強くなっています。

まとめ|55歳はゴールではなかった

55歳で退職する。

自分なりに考えて決めた目標でした。

でも、休職して会社から離れたことで、その目標に対する考え方が変わりました。

34年間働いてきたのだから、あと少し頑張れる。

そう思っていた自分が、

「もう55歳まで持たないかもしれない」

と考えるようになりました。

以前なら、計画を前倒しすることに抵抗があったと思います。

でも今は、状況に合わせて目標を変えることも、一つの判断なのだと思っています。

さて、私はいつまで会社員なのでしょうか。

まだ自分でも分かりません(笑)。

ただ、55歳という数字にこだわる必要は、もうないのかもしれません。

その後、私は休職を続けながら、会社に「退職も考えている」と伝えることになりました。

当時のやり取りについては、「休職中に『退職も考えている』と会社に伝えた|55歳、退職へ一歩進んだ日」で紹介しています。

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