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資産形成は入金力が大切|勉強嫌いだった私が年収1,100万円になるまで

資産形成で大切なのは入金力。勉強嫌いだった私が年収1,100万円になるまでの経験を紹介。笑顔の男性と右肩上がりのグラフ、積み上がったコインを描いたイラスト 資産運用

資産形成というと、NISAや投資信託、節約などの話が多いと思います。

もちろん、どれも大切です。

私も50歳から本格的に投資を始め、現在はオルカン(全世界株式)で資産運用しています。

ただ、自分の資産形成を振り返ると、投資の知識以上に大きな役割を果たしたものがあります。

それが、「入金力」です。

私は大学を卒業していません。専門学校卒業です。

学生時代はほとんど勉強せず、成績はいつも下位でした。

就職してからも、最初は会社を辞めることばかり考えていました。

そんな私が一つの会社で34年間働き、年収約1,100万円になりました。

特別な学歴があったわけでも、最初から仕事ができたわけでもありません。

きっかけは、入社2年目に出会った一人の先輩でした。

今回は、勉強嫌いだった私が仕事への考え方を変え、収入を増やしてきた経験と、それが資産形成にどうつながったのかを書いてみます。

学生時代は勉強嫌い。就職しても辞めることばかり考えていた

私は学生時代、ほとんど勉強をしませんでした。

成績はいつも下位。

勉強することの必要性も、あまり感じていませんでした。

大学には進学せず、専門学校を卒業して就職しました。

ところが、就職してからも仕事に対する意欲が高かったわけではありません。

「いつ辞めようかな」

そんなことばかり考えていました。

仕事で嫌なことがあれば不満を感じ、周囲の文句を言うこともありました。

今思えば、かなりネガティブな考え方をしていたと思います。

そんな私が変わったのは、入社2年目のことでした。

人生を変えた、ある先輩との出会い

入社2年目のとき、他の部署から一人の先輩が異動してきました。

とても優秀な人でした。

その先輩は私のことを気にかけてくれ、仕事が終わってからもいろいろなことを教えてくれました。

それまで勉強らしい勉強をしてこなかった私が、本気で仕事を学び始めたのは、この頃です。

その先輩から言われた言葉で、今でも覚えているものがあります。

「結果を出すと、会社の自分に対する見方が変わるよ」

当時の私には、とても印象的な言葉でした。

会社からの評価なんて、それまであまり考えたこともありませんでした。

でも、結果を出せば自分を見る目が変わる。

それなら、やってみよう。

そう思いました。

そして、私は仕事に対する考え方を大きく変えることにしました。

仕事で結果を出すために変えた2つの考え方

先輩との出会いをきっかけに、私が特に意識するようになったことが2つあります。

① ネガティブではなく、ポジティブに考える

もともとの私は、どちらかというとネガティブ思考でした。

嫌な仕事があれば不満を感じ、周囲の文句を言うこともありました。

でも、あるとき気づきました。

文句を言うと、その場ではスッキリする。でも、それだけでは自分は何も成長しない。

それからは、できるだけ物事を前向きに捉えるようにしました。

例えば、お客様からのクレームです。

以前なら「面倒だな」と思っていたかもしれません。

でも、考え方を変えました。

「このクレームを解決できれば、自分の経験になる」

「難しい問題を解決できれば、また一つ成長できる」

そう考えるようにしたのです。

もちろん、理不尽な要求まで受け入れるという意味ではありません。

ただ、難しい仕事を成長の機会と考えるようになりました。

すると、以前は嫌だと思っていた仕事にも、前向きに取り組めるようになりました。

同じ仕事でも、考え方一つでこれほど変わるものなのかと感じました。

② 他責ではなく、自責で考える

もう一つ意識したのが、自責で考えることです。

例えば、同期が仕事でミスをしたとします。

以前の私なら、

「あー、やっちゃったよ」

と思って、それで終わっていたかもしれません。

でも、こんなふうに考えるようにしました。

「自分が何かしていれば、そのミスを防げたのではないか?」

もちろん、同期のミスがすべて自分の責任というわけではありません。

ただ、他人のせいにして終わってしまえば、そこから学べることは少なくなります。

事前に声をかけられなかったか。

情報を共有できなかったか。

ミスを防ぐ方法はなかったか。

そんなことを考えるようになりました。

この考え方は、管理職になってからも大切にしてきました。

部下がミスをしたとき、本人を責めるだけでは組織は強くなりません。

上司として何ができたのか。

組織として防ぐ仕組みはなかったのか。

そう考えることで、自分自身もチームも成長できると思っています。

ただし、自責で考えることと、何でも自分の責任として背負い込むことは違います。

大切なのは、誰が悪いかではなく、自分に改善できることはないかと考えること。

私はこの考え方を大切にしてきました。

結果を出すと、本当に会社の見る目が変わった

考え方を変えてから、仕事への向き合い方が大きく変わりました。

仕事について勉強し、自分で考え、結果を出すことにこだわるようになりました。

すると、少しずつ成果が出るようになりました。

社内で「最年少〇〇」と呼ばれるような実績も、いくつか残すことができました。

そして、先輩の言葉が本当だったことに気づきました。

会社の自分に対する見方が、明らかに変わっていったのです。

周囲から細かいことを言われなくなり、新しい仕事も優先的に任せてもらえるようになりました。

仕事を任せてもらえると、自分で考えて行動する機会が増えます。

新しい仕事に挑戦すれば、経験も増える。

そして結果を出せば、また新しい仕事を任せてもらえる。

そんな好循環が生まれました。

何より楽しかったのは、自分が成長していると実感できることでした。

できなかったことが、できるようになる。

周囲から信頼される。

仕事がどんどん面白くなっていきました。

若くして管理職になり、チームで社内1位に

その後、私は若くして管理職になりました。

今度は、自分一人で結果を出すのではなく、部下と一緒に成果を出す立場です。

当然、自分一人で仕事をするのとは違う難しさがありました。

自分ができることと、部下ができることは違います。

考え方も、得意なことも、人それぞれです。

それでも、チームで目標を達成することには、個人の成果とは違う面白さがありました。

部下たちと一緒に取り組み、社内で1位の表彰を受けたこともあります。

表彰台に立つことも珍しくなくなりました。

この頃には、入社当初に「いつ辞めようかな」と考えていた自分は、どこかへ行ってしまいました。

本社勤務になり、年収が1,100万円になった

その後、本社勤務になりました。

仕事の責任も大きくなりましたが、それに伴って年収も上がっていきました。

最終的には、年収約1,100万円になりました。

専門学校卒業で、学生時代は勉強嫌い。

就職しても、辞めることばかり考えていた私。

そんな自分が、ここまで収入を増やせるとは思っていませんでした。

もちろん、会社の給与制度や昇進の機会、周囲の人たちに恵まれたことも大きかったと思います。

自分の努力だけで実現できたとは考えていません。

ただ、一つ言えることがあります。

私は、お金を稼ぐことを目的にして仕事をしていたわけではありません。

仕事が面白かった。

自分が成長することが楽しかった。

結果を出すと、新しいことに挑戦できた。

それを繰り返していたら、結果として収入も増えていました。

今振り返ると、これが良かったのだと思います。

資産形成は節約だけでは限界がある

資産形成では、支出を減らすことが大切だと言われます。

私もそう思います。

無駄な固定費を減らすことには、大きな効果があります。

ただ、節約には限界があります。

生活費をゼロにすることはできません。

一方で、収入が増えれば、生活を楽しみながら投資に回せるお金も増やせます。

例えば、毎月3万円を投資する人と、毎月10万円を投資する人。

20年間続けた場合、運用益を考えなくても、積み立てた元本には大きな差が出ます。

毎月の投資額20年間の積立元本
3万円720万円
5万円1,200万円
10万円2,400万円

毎月3万円と10万円では、20年間で1,680万円もの差になります。

運用益を考えなくても、これだけ違うのです。

もちろん、収入が増えれば必ず投資額を増やせるわけではありません。

私自身も、収入が増えるにつれて生活水準を上げてきた経験があります。

収入が増えると、欲しいものも増えてしまうんですよね。

このことについては、別の記事にも書いています。

→ 年収2,000万円でも「お金がない」|私も収入が増えるたびに支出が増えていた

それでも、収入が多い方が、貯蓄や投資に回せる選択肢が増えるのは確かです。

だからこそ、資産形成を考えるときには、節約だけでなく、収入を増やすことも大切だと思っています。

ただし、収入を増やすために働きすぎて、健康や生活を犠牲にしてしまっては本末転倒です。

入金力は大切ですが、入金力を高めることだけが人生の目的ではありません。

50歳から投資を始めても、資産5,000万円を超えた

私は50歳から本格的に投資を始めました。

投資を始めた時期としては、決して早くありません。

若い頃には、デイトレードやFXで失敗した経験もあります。

その反省もあり、現在はオルカンを中心に長期投資をしています。

なぜ私がオルカンを選んだのかについては、こちらの記事に書いています。

→ 私がオルカンを選んだ理由|50代で全世界株1本にした理由

そして、2026年9月末時点の金融資産は5,653万円になりました。

内訳は、投資信託が約4,957万円、現金が約695万円です。

ただし、この資産をすべて給与から積み立てたわけではありません。

マンションを売却した資金の一部を投資に回したことも、大きな要因です。

また、投資を始めてからの相場環境にも助けられました。

ですから、「入金力だけで5,000万円以上の資産を築いた」というつもりはありません。

それでも、50歳までの会社員生活で得た収入と、それまでの貯蓄が資産形成の土台になったことは間違いありません。

投資の開始が遅かった私にとって、入金力は大きな武器でした。

実際の金融資産については、毎月ブログで公開しています。

→ 【2026年9月】資産状況を公開|総資産5,653万円、前月比140万円減

年収1,100万円を手放そうとしている今、思うこと

ここまで、収入を増やすことの大切さを書いてきました。

しかし、今の私は54歳。

会社を休職中で、55歳での退職を考えています。

年収約1,100万円という収入を手放すことになるかもしれません。

仕事が嫌いになったわけではありません。

34年間の会社員生活では、仕事を楽しんできた時間の方が長かったと思います。

ただ、年齢を重ねるにつれて、考え方が変わってきました。

これからは、収入を増やすことよりも、自分の時間を大切にしたい。

そう思うようになったのです。

若い頃は、仕事で成長することが楽しかった。

結果を出して、評価されて、収入も増えていった。

でも、今は少し違います。

自分の好きな時間に起きて、好きなことをして過ごす。

必要であれば、自分のペースで働く。

そんな生活をしたいと考えています。

もちろん、退職すれば毎月の給与収入はなくなります。

しかも、私には住宅ローンが7,000万円以上残っています。

決して、お金の心配がなくなったわけではありません。

それでも、これまでに築いた資産があるからこそ、退職という選択肢を持てるようになりました。

住宅ローンが残っていても退職を考える理由については、こちらの記事に書いています。

→ 住宅ローン7,000万円超、完済80歳。それでも55歳で退職を考えている

若い頃に収入を増やす努力をしてきたことが、今の自分の自由につながっている。

そう考えると、あのとき仕事への考え方を変えて良かったと思います。

ただ、もし若い頃の自分に一つ伝えられるとしたら、こんなことも言いたいです。

「仕事を頑張るのはいい。でも、会社のために自分の人生を使いすぎるなよ」

34年間働いてきた今だからこそ、そう思います。

まとめ|お金を追いかけず、仕事を楽しんだ結果

学生時代は勉強嫌い。

就職しても、辞めることばかり考えていた私。

そんな自分を変えるきっかけになったのは、一人の先輩との出会いでした。

「結果を出すと、会社の自分に対する見方が変わるよ」

その言葉をきっかけに、仕事への考え方を変えました。

ネガティブではなく、ポジティブに考える。

他責ではなく、自責で考える。

そして、仕事を楽しみながら結果を出す。

その積み重ねが会社からの評価につながり、収入も上がっていきました。

もちろん、同じように頑張っても、誰もが同じ収入になるわけではありません。

会社によって評価制度も違いますし、努力が正当に評価されないこともあります。

場合によっては、転職した方が収入を上げやすいこともあるでしょう。

私の場合は、一つの会社で仕事を楽しみ、成果を積み重ねることが、収入を増やす道につながりました。

資産形成において、入金力は大きな武器になります。

ただし、入金力を高めることが最終的な目的ではありません。

大切なのは、そのお金を使って、どんな人生を送りたいのか。

そして今、これまでに築いた資産が、会社を辞めるという選択肢を与えてくれています。

若い頃は、仕事を楽しんだ結果、お金が増えた。

これからは、そのお金を使って、人生を楽しみたい。

54歳になった今、そう考えています。

資産運用

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