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退職後はもう働かないつもりだった。でも、少し働くのも悪くないと思い始めた

「もう働かない」つもりだった私が、少し働くことも考え始めた変化を描いたアイキャッチ 退職・働き方

私はこれまで、会社を辞めたら二度と働かないつもりでした。

長く会社員として働いてきたので、退職したら仕事から完全に離れて、自分の時間を取り戻したい。

そう考えていました。

ところが最近、その考えが少し変わってきました。

これまでは55歳で会社を退職することを考えていましたが、現在は仕事を休むことになったのをきっかけに、それより早い退職も現実的に考えるようになっています。

仕事を休むことになった経緯については、「適応障害と診断され、1か月仕事を休むことになりました」で書いています。

退職時にいくらあればいいのか。

毎月いくらまでなら使えるのか。

投資信託が大きく下がったらどうするのか。

これまで何度も計算してきました。

でも、いくら計算しても将来のことなので、「絶対に大丈夫」という答えは出ません。

そして最近、ふと思いました。

もし退職後にお金が足りなくなりそうなら、そのとき少し働けばいいのではないか。

そう考えたら、少し気持ちが楽になりました。

退職後のお金を考えるとき、

「もう二度と働かない前提で、本当に資産は足りるのか」

と考えると、不安は大きくなりやすいと思います。

でも、退職後の働き方は一つではありません。

そのときの状況に応じて選べると考えるだけでも、退職後の生活設計は少し柔らかくなると感じています。

以前は「二度と働かない」と決めていた

以前の私は、

会社を辞めたら、もう二度と働かない。

そう考えていました。

そもそも私が会社を辞めたいと思うようになった理由は、収入への不満ではありません。

仕事中心だった生活から少し離れて、自分の時間を自分で使いたいと思うようになったからです。

会社を辞めたいと思うようになった理由については、「収入に不満はない。それでも会社を辞めたい理由」でも書いています。

そのため退職後の資産計算も、

「今ある資産と年金だけで、一生暮らせるか」

という前提で考えていました。

当然、この条件にすると必要な資産額は大きくなります。

少しでも計算が厳しくなると、

「やっぱりもう少し会社員を続けた方がいいのではないか」

と不安になります。

でも考えてみれば、

退職したら二度と働いてはいけないと決めているのは、自分自身です。

そこまで厳しい条件をつける必要はないのかもしれません。

「必要ならまた働ける」と思えた

最近、退職後に働くとしたら、どのような仕事があるのかを見るようになりました。

50代でも応募できる仕事は、思っていたよりいろいろあります。

もちろん、実際にそのとき仕事があるかどうかは分かりません。

応募して必ず採用されるわけでもありません。

それでも私にとっては、

「会社を辞めたら、もう二度と収入を得られないわけではない」

と思えたことが大きかったです。

これまでは会社を辞めることを、どこかで

「この先、一生給与収入を失う決断」

のように考えていました。

だから退職するには、退職後ずっと困らないだけの資産を用意してからでなければいけないと思っていたのかもしれません。

でも実際には、そのときの状況に応じて少し働くという選択肢もあります。

そう考えるようになってから、退職に対する考え方が少し柔らかくなりました。

月5万円でも、退職後なら大きい

退職後に働くとしても、会社員時代と同じような収入を得る必要はありません。

月5万円なら年間60万円。

月10万円なら年間120万円です。

会社員として働いている今なら、それほど大きな金額には感じないかもしれません。

でも、資産を取り崩しながら生活するようになれば、この金額の意味はかなり変わると思います。

年間60万円の収入があれば、その分だけ資産を売却する金額を減らせます。

年間120万円なら、さらに大きな違いになります。

特に株価が大きく下がっている時期に、投資信託を無理に売らなくて済むのは安心材料になります。

私は退職後に向けて、現在の生活費を少しずつ見直しています。

実際の生活費については、「月45万円で生活できるか?2026年7月の支出を公開【確定版】」で確認しています。

生活費を少し下げて、必要なら月数万円だけ働く。

それだけでも、退職後の資金計画にはかなり余裕が生まれるのではないかと思っています。

もちろん、働くことを前提にしすぎると、体調や求人状況によって計画が崩れる可能性もあります。

だから私は、働かなくても生活できる準備をしながら、必要なら少し働くという形が理想だと考えています。

ただ、また仕事中心の生活には戻りたくない

一方で、退職後にまた週5日働きたいわけではありません。

それでは、何のために会社を辞めたのか分からなくなります。

今、仕事を休んで会社から離れて生活してみて、自分の時間を自由に使えることの楽しさをかなり感じています。

好きな時間に出かける。

料理をする。

家事に時間を使う。

ブログを書く。

運動をする。

何もしない時間を過ごす。

そうした生活を手放してまで、再び仕事中心の毎日に戻りたいとは今のところ思いません。

もし退職後に働くなら、私が重視したいのは収入の高さではありません。

例えば、

  • 週2〜3日程度
  • 責任が重くない
  • 人間関係の負担が少ない
  • 自分の時間をしっかり確保できる
  • 無理をして続けなくてもいい

そんな働き方ができれば十分です。

職種についても、今から一つに決める必要はないと思っています。

そのとき自分が興味を持った仕事をしてもいい。

しばらく働いて、また休んでもいい。

ブログなど別の収入が増えれば、働く日数を減らしてもいい。

会社員のように、

「働くことを中心に生活を組み立てる」のではなく、「自分の生活の中に少しだけ仕事を入れる」。

それくらいが理想です。

お金が足りないから働く、だけではないかもしれない

最初は、

「退職後にお金が足りなければ働けばいい」

という発想でした。

でも最近は、それだけではない気もしています。

働きたいと思ったら働く。

興味のある仕事があればやってみる。

人とのつながりが欲しくなったら働く。

逆に、働きたくなければ働かない。

そういう選択ができること自体に価値があるのではないかと思うようになりました。

会社員の今は、基本的に毎日働くことが前提です。

休みたいから今月は働かない、という選択はできません。

退職後は、それを自分で決められます。

この違いはかなり大きいと思っています。

「二度と働かない」から「働くかどうかを自分で決める」へ

以前の私は、

会社を辞めたら二度と働かない。

そう決めていました。

今は少し違います。

働きたくなければ働かない。必要なら少し働く。働きたいと思ったら働く。

それでいいのではないかと思っています。

考えてみると、私が本当に欲しかったのは、

「二度と働かない人生」ではなく、「働くかどうかを自分で選べる人生」だったのかもしれません。

退職へのハードルが少し下がった

退職後のお金に対する不安が完全になくなったわけではありません。

住宅ローンもあります。

税金や社会保険料もあります。

生活費が想定より増えることもあるでしょう。

投資している資産が大きく下落する可能性もあります。

これからも何度も計算すると思います。

それでも、

「何があっても一生働かない」

という前提を外したことで、退職に対するハードルは以前より少し下がりました。

今の私は有給休暇を使って仕事を休んでいるところで、このまま会社へ戻るのか、それとも退職するのかについてもまだ考えている途中です。

だから、退職後に実際に働くかどうかも分かりません。

もしかすると、ずっと働かないかもしれません。

逆に、しばらくしたら少し働いてみたいと思うかもしれません。

今はそれでいいと思っています。

退職後の人生まで、今の時点ですべて決める必要はありません。

働くか、働かないか。

そのときの自分の気持ちや状況に合わせて決めればいい。

今は、そう考えています。

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