18歳で免許を取ってから、ずっと車のある生活をしてきました。
通勤にも使いましたし、買い物や家族との外出にも車を使っていました。
私にとって車があることは、特別なことではなく、生活の一部だったと思います。
これまで長い間、何らかの形で日常的に車を使える環境にありました。
ところが今は、会社を休んでいることで、普段使える車がない状態になりました。
結果として、18歳で免許を取って以来、初めて本格的な「車なし生活」をしています。
それから約1か月。
今回は、実際に車なしで生活してみて、感じたことを書いてみます。
車のない生活になる前に感じていた不安や、車のある生活について考えたことは、以前の記事「18歳以来、初めての車のない生活へ。早期退職すると失うものを考えた」に書いています。
思っていたより、車がなくても困らなかった
車を使えなくなる前は、
「本当に車なしで生活できるだろうか」
という不安がありました。
18歳からずっと車のある生活だったので、車を使わない生活そのものが想像しにくかったのだと思います。
ところが実際に生活してみると、思っていたほど困りませんでした。
今の住まいは駅から近く、電車を使えば多くの場所へ行くことができます。
スーパーや日常的に利用する店も徒歩圏内にあります。
最近は時間にも少し余裕ができ、多少歩くことも、それほど苦にならなくなりました。
むしろ歩く機会が増えたことで、
「こんな店があったんだ」
と、これまで車では気づかなかった場所を見つけることもあります。
私はこれまで、電車に乗るのも飲みに行ったときくらいでした。
バスに至っては、旅行先で利用したことはありますが、普段の生活では30年近く使っていなかったと思います。
それくらい、私にとって移動といえば車でした。
そのため今は、車がないことへの不便さよりも、まずは電車やバスを使う生活そのものに慣れていく必要がありそうです。
買い物の仕方は少し変わった
車があった頃は、スーパーへ行けば飲み物や日用品など、重いものもあまり気にせず買っていました。
車なら荷物を積んで帰るだけです。
しかし徒歩になると、当然ながら一度に持てる量には限界があります。
そのため最近は、
「今日はこれくらいにしておこう」
と考えながら買うようになりました。
最初は不便に感じるかと思いましたが、今のところ大きな問題にはなっていません。
飲み物や重いものをまとめ買いすることは減り、必要なものをその都度買いに行く生活に少しずつ変わってきました。
やはり車が必要だと思う場面もある
一方で、
「車はまったく必要ない」
とまでは思っていません。
例えば先日、家族を病院へ連れて行く必要がありました。
こういうときは、やはり車があった方が便利です。
大きな荷物を運ぶときや、公共交通機関では行きにくい場所へ行くときも同じだと思います。
以前なら、何も考えずに車を使えば済みました。
今は、
「今回はどうやって行こうか」
と考える必要があります。
この点は、車がある生活では感じなかった不便さです。
必要なときだけ借りるという考え方に変わった
ただ、実際に車が必要になる回数を考えると、
「常に車が使える状態にしておく必要があるのか」
という疑問も出てきました。
普段ほとんど乗らないのであれば、必要なときだけカーシェアやレンタカーを使う方法もあります。
以前は、
車を使う=いつでも自分で使える車がある
という感覚が当たり前でした。
今は、
移動手段の一つとして、必要なときだけ車を使う
という考え方に変わりつつあります。
もちろん利用する回数が多くなれば、常に車が使える方が便利かもしれません。
この辺りは、今後実際に使いながら考えていくつもりです。
車を使わない生活になり、車にかかる支出も減った
車を使わない生活になって、大きく変わったのはやはりお金です。
これまで特に大きかったのが駐車場代でした。
月3万円前後かかっていたので、車を置く必要がなくなったことで、この支出がなくなりました。
駐車場代だけでも年間では約36万円です。
車を自分で所有するとなれば、駐車場代だけではなく、自動車保険、税金、車検、メンテナンス、ガソリン代など、さまざまな費用がかかります。
一つひとつを見ると、それほど大きく感じない費用でも、年間で考えるとかなりの金額になります。
早期退職を考えるようになってからは、「便利だから車を使う」ではなく、その便利さにいくら払うのかを考えるようになりました。
退職後の生活費として目標にしている月45万円に対して、実際にどれくらい使っているのかは、「月45万円で生活できるか?2026年8月の支出は48万9,371円」でまとめています。
ただし、私は単純に、
「節約できたから良かった」
とは考えていません。
車がある便利さを手放して、その代わりに支出を減らしている部分もあります。
車にかかる支出を含め、固定費を見直した結果については、「固定費を見直したら、これ以上削るのは難しいところまで来た」にまとめています。
車がないことへの寂しさは意外と少なかった
車を使わない生活になる前は、もう一つ気になっていたことがあります。
それは、車がなくなったときに寂しく感じるのではないか、ということです。
18歳からずっと車のある生活でした。
家族で出かけたり、通勤したり、旅行へ行ったり。
振り返れば、車にはいろいろな思い出があります。
そのため、最初は少し違和感がありました。
でも今のところ、
「やっぱり自分の車が欲しい」
という気持ちはそれほど強くありません。
これは自分でも少し意外でした。
車を持たない生活は、今のところ続けられそう
実際に車のない生活をしてみて、
思っていたよりも普通に生活できる
というのが今の感想です。
車があれば便利なのは間違いありません。
一方で、普段ほとんど乗らない車のために、駐車場代や保険、税金などを払い続ける必要があるのかとも考えるようになりました。
今の私には、
普段は徒歩や公共交通機関で生活し、必要なときだけ車を借りる。
そんな生活の方が合っているのかもしれません。
まだ車なし生活を始めて約1か月なので、これから不便に感じる場面も出てくると思います。
それでも、18歳からずっと当たり前だった「車がある生活」から離れてみて分かったことがあります。
ずっと必要だと思っていたものでも、実際になくても生活してみると、意外と困らないこともある。
車のない生活を経験したことは、早期退職に向けて支出を減らすだけではなく、これからの暮らし方そのものを考え直すきっかけになりました。


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