私は今、有給休暇を使って会社を休んでいます。
仕事を休むことになった経緯については、「適応障害と診断され、1か月仕事を休むことになりました」で書いています。
これまで私は、最初は56歳、その後は55歳で会社を辞めることを考えてきました。
資産はいくら必要なのか。住宅ローンが残っていても大丈夫なのか。退職後の生活費はいくらになるのか。
ずっと、
「何歳なら会社を辞めても大丈夫なのか」
を考えていたのだと思います。
ところが実際に会社から離れて生活してみると、少し考え方が変わってきました。
最近は、
「55歳まで働く必要は、本当にあるのだろうか」
と考えるようになっています。
会社を休んで、退職後の生活が少し見えた
仕事を休んでから、一日の過ごし方は大きく変わりました。
会社員として働いているときは、生活の中心に仕事があります。起きる時間も、家を出る時間も、その日の予定も、基本的には仕事に合わせて決まっていました。
今は、自分で一日の使い方を決められます。
散歩に行く。ブログを書く。買い物をして料理をする。疲れたら休む。予定がなければ、思いついた場所へ出かける。
特別なことをしているわけではありません。
それでも、
自分の時間を自分で使えることが、思っていた以上に心地いい。
そう感じています。
会社を辞めた後の生活は、これまで想像するしかありませんでした。
今はそれを少し先に体験しているような感覚があります。
「退職したら暇になる」という不安も小さくなった
以前は、会社を辞めたら毎日が日曜日になり、時間を持て余すのではないかと思うこともありました。
でも今のところ、そうは感じていません。
ブログを書いたり、運動をしたり、ゴルフや登山に行ったり、知らない場所へ出かけたりしたいと思っています。料理や家のことにも、今までより時間を使えます。
何か大きな予定がなくても、自分のペースで一日を過ごせること自体が楽しいと感じています。
もちろん、何年も会社を離れれば考えが変わるかもしれません。
それでも今は、
時間が余ることより、やりたいことに使える時間が増えたという感覚の方が強いです。
会社から離れて、心身の変化にも気づいた
会社を休んでから生活が規則正しくなり、自炊する機会も増えました。
その影響もあるのか、以前より血圧が正常値になることが増えています。
仕事を休んだことだけが理由とは思っていませんが、生活に余裕ができたことで体調にも変化が出ていることは、自分にとって気になる出来事でした。
一方で、会社からメールや電話が来ると、今でもドキッとすることがあります。
ときには動悸がすることもあります。
普段は穏やかに過ごしていても、会社から連絡が来た瞬間に気持ちが仕事へ戻される。
そんな自分を見ると、
「本当にまた以前と同じように働けるのだろうか」
と考えることがあります。
「55歳なら辞められるか」から「なぜ55歳まで働くのか」へ
以前の私は、
「55歳なら辞めても大丈夫なのか」
と考えていました。
今は少し違います。
「なぜ55歳まで働く必要があるのか」
と考えるようになっています。
もちろん、お金の面だけを考えれば働き続けた方が有利です。
給与が入れば資産を増やせますし、住宅ローンや退職後の生活費への不安も小さくなります。
55歳で退職できるのかについては、「資産7,100万円あっても、退職を決めきれない」でも考えてきました。
ただ、あと半年、あと1年働いて安心を増やすためには、その分だけ自分の時間を使うことになります。
会社を休む前は、
「もう少し働けば、もっと安心できる」
と考えていました。
今は、
「安心を増やすために、あとどれだけ自分の時間を使いたいのか」
ということも考えるようになりました。
それでも、会社に戻る選択肢は残っている
今すぐ退職すると決めたわけではありません。
親しい友人から、
「もう一度会社でチャレンジしてみたら」
と言われたこともあります。
長く働いてきた会社ですし、これまで積み上げてきた仕事をこのまま手放していいのかという迷いもあります。
一度仕事から離れたことで、以前とは違う働き方ができる可能性もあるかもしれません。
だから今も、会社に戻るのか、このまま退職するのか、答えは出ていません。
退職できるかではなく、働き続けたいか
会社を休む前の私は、退職をほとんど数字で考えていました。
何歳なら辞められるのか。資産はいくら必要なのか。あと何年働けば安心なのか。
もちろん、それは今でも重要です。
ただ、会社から離れて生活したことで、もう一つの問いが出てきました。
「会社を辞めても生活できるか」ではなく、「自分はこの先も会社員として働き続けたいのか」
という問いです。
これは、資産額だけでは答えが出ません。
自由な時間も、健康も、仕事へのやりがいも、将来のお金も考える必要があります。
以前は55歳まで働くことを前提にしていました。
今は、早ければ年内に退職することも現実的な選択肢として考えています。
まとめ
会社を休んだことで、退職後の生活を少し先に体験することになりました。
自分の時間を自分で使える生活は、思っていた以上に自分に合っていると感じています。
一方で、お金の面だけを考えれば働き続けた方が安全ですし、長く続けてきた仕事を手放す迷いもあります。
だから、まだ退職すると決めたわけではありません。
ただ、考え方は変わりました。
以前は、
「何歳なら会社を辞めても大丈夫なのか」
を考えていました。
今は、
「その年齢まで働く理由は何なのか」
を考えています。
退職できるかどうかではなく、
自分はこれからも働き続けたいのか。
会社を休んだことで、そんなことを真剣に考えるようになりました。


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