登山を始める前、必要な道具をそろえるために店舗へ行きました。
そのとき店員さんに、
「トレッキングポールは買った方がいいですか?」
と質問したところ、まずはポールなしで登ってみてはどうかと勧められました。
そこで、最初の大山登山ではトレッキングポールを使わずに登りました。
しかし、実際に歩いてみると、想像以上に足への負担を感じました。
友人が「使ってみる?」とトレッキングポールを貸してくれました。
実際に使ってみると、足への負担が減り、登るのがかなり楽になりました。
そのため、2回目の大山登山から使い始めたのが、DABADAのトレッキングポールです。
購入価格は2本セットで3,698円でした。
これまで大山、塔ノ岳、硫黄岳で使用したので、登山初心者が実際に使って感じた良い点と注意点を紹介します。
| 項目 | 私の使用条件 |
|---|---|
| 身長 | 約167cm |
| 登りでの長さ | 105cm |
| 下りでの長さ | 115cm |
| 使用した山 | 大山・塔ノ岳・硫黄岳 |
| 購入価格 | 2本セット3,698円 |
| 使用感 | 足への負担が軽くなった |
トレッキングポールを使うと足への負担が減った
初めて使ったときに一番驚いたのは、足への負担が明らかに軽くなったことです。
登りでは、ポールを地面について上半身の力も使うことで、脚だけに負担が集中しにくくなりました。
下りでも、ポールを先について体を支えることで、膝や脚への衝撃を軽減できました。
私は今では、トレッキングポールがない登山は少しきついと感じるほどです。
登りと下りで長さを変えている
このトレッキングポールは、長さを調整できます。
私の身長は約167cmですが、実際に使った結果、次の長さが使いやすいと感じています。
- 登り:105cm
- 下り:115cm
登りでは短めにし、下りでは少し長めにすることで、ポールを自然な位置につきやすくなります。
ただし、体格や歩き方によって使いやすい長さは異なると思います。最初から数字を決めつけず、実際に歩きながら調整する方がよいでしょう。

回転ロック式でも緩まなかった
ポールの長さは、シャフトを回して固定する方式です。使い方は、突っ張り棒をイメージしていただくと、分かりやすいと思います。
購入前は、歩いている途中に緩んで短くなってしまわないか少し不安でした。
しかし、実際には一度しっかり固定すれば、登山中に長さが動くことはありませんでした。
大山、塔ノ岳、硫黄岳で使用しましたが、固定力について不満を感じたことはありません。
ダンパーで衝撃がやわらぐ感覚がある
このトレッキングポールには、地面についたときの衝撃を和らげるダンパー機能があります。
ポールをつくたびに強い衝撃が腕へ伝わるのではなく、少し柔らかく受け止めてくれる感覚があります。
特に長時間歩く登山では、小さな衝撃の積み重ねが疲労につながります。
ダンパーがあることで、腕や手首への負担を減らせていると感じました。

足は楽になるが、腕は疲れる
トレッキングポールを使えば、全く疲れなくなるわけではありません。
脚への負担が減る一方で、ポールを強く使いすぎると上半身、特に腕が疲れます。
私も最初は腕に力を入れすぎてしまい、上半身が疲れることがありました。
ただ、歩きながら力の入れ方を調整すると、脚だけ、または腕だけに負担が集中しにくくなります。
トレッキングポールは疲労をなくす道具ではなく、負担を脚と上半身へ分散する道具だと感じています。
岩場では邪魔になることもある
平坦な道や階段では便利ですが、岩場ではポールが邪魔になる場合があります。
ポールをついたまま岩を登ろうとすると、先端が引っかかり、体を動かしにくくなることがありました。
岩場では無理に使わず、片手にまとめたり、一時的に収納したりした方が安全です。
私も使い始めた頃は、どこで使い、どこで使わない方がよいのか分かりませんでした。
何度か登山を経験するうちに、ポールを使いやすい場所と邪魔になる場所が少しずつ分かるようになりました。
実際にこのトレッキングポールを使って塔ノ岳を歩いたときの様子は、「登山知識ゼロの53歳が、塔ノ岳に挑戦した話」で書いています。
3,698円でも初心者には十分だった
トレッキングポールを探すと、有名ブランドの高価な商品も数多くあります。
私も購入時には、高い商品にした方がよいのか迷いました。
しかし、大山、塔ノ岳、硫黄岳で使用した範囲では、3,698円で購入したDABADAのトレッキングポールで十分でした。
長さ調整ができ、固定後に緩むこともなく、ダンパーも機能しています。
ほかの高価格帯の商品との比較はできませんが、少なくとも私のような登山初心者が最初に使うポールとしては、無理に高価な商品を選ばなくても十分だと感じました。
DABADAのトレッキングポールが向いている人
実際に使った経験から、次のような人に向いていると思います。
- これから登山を始める人
- 初めてトレッキングポールを購入する人
- 脚や膝への負担を減らしたい人
- 登りと下りで長さを調整したい人
- 最初から高価なポールを購入することに抵抗がある人
- 2本セットのポールを手頃な価格で試したい人
一方で、軽さや収納時の短さ、ブランド、素材などに強くこだわる人は、より高価格帯の商品も比較した方がよいでしょう。
まとめ
私は最初の大山登山では、トレッキングポールを使いませんでした。
しかし、2回目の大山登山からDABADAのトレッキングポールを使用し、脚への負担が軽くなったことを実感しました。
特に便利だと感じたのは、次の点です。
- 登りと下りで長さを調整できる
- 回転ロック式でも固定後は緩まない
- ダンパーが衝撃を吸収してくれる
- 脚への負担を上半身へ分散できる
- 2本セット3,698円でも十分に使える
腕が疲れることや、岩場では邪魔になることもありますが、使い方を覚えれば大きな問題ではありません。
初心者だった私にとって、トレッキングポールは「あった方が少し楽」という道具ではなく、今では「ないと登山がきつい」と感じる装備になりました。
登山初心者が最初にそろえてよかった道具全体については、「登山初心者が最初に買ってよかった道具3選|靴・リュック・トレッキングポール」にまとめています。


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