本記事には広告が含まれます

会社から「戻ってきてほしい」と言われても、退職したい気持ちが強い理由

会社から復職を求められながらも、退職して自分の時間を大切にしたい気持ちを表したイラスト。 退職・働き方

現在54歳。34年間勤めてきた会社を、適応障害で休職しています。

会社からは「戻ってきてほしい」と言っていただいています。

ありがたいことです。

それでも、以前と同じ働き方に戻りたいという気持ちには、なかなかなれません。

会社が嫌いになったわけではありません。

仕事そのものが嫌になったわけでもありません。

では、なぜ退職したいのか。

休職して会社から離れたことで、その理由が少しずつ分かってきました。

仕事が楽しくて仕方がなかった頃もある

私は若い頃、仕事が大好きでした。

新しい仕事を任されることが嬉しく、難しい課題に取り組むことにもやりがいを感じていました。

仕事で結果が出れば、もっと頑張ろうと思いました。

役職が上がり、責任ある仕事を任されるようになったことも嬉しかったです。

休日でも仕事のことを考えていました。

でも、当時はそれが苦痛ではありませんでした。

むしろ、どうすればもっと良い結果が出せるのかを考えることが楽しかったのです。

今振り返ると、ずいぶん仕事中心の生活を送ってきたと思います。

それでも、当時の自分にとっては充実した時間でした。

いつの間にか、仕事に拘束されることが苦しくなった

年齢を重ねるにつれて、少しずつ考え方が変わってきました。

仕事が嫌になったわけではありません。

ただ、毎日決まった時間に出社して、長い時間を会社で過ごすことが負担になってきました。

そして、会社にいる時間だけが仕事ではありません。

休日でも気になることがあれば、仕事のことを考えてしまいます。

場合によっては、少し仕事を片付けることもありました。

以前なら、それで気持ちがすっきりすることもありました。

しかし、次第に仕事と私生活の境界がなくなっていることに、疲れを感じるようになりました。

会社にいる時間だけでなく、頭の中まで仕事に拘束されていた。

休職してから、そんなことに気づきました。

休職して気づいた、時間を自分で決められる生活

休職してから、毎日の過ごし方が大きく変わりました。

朝起きて、ブログを書く。

家のことをする。

天気が良ければ散歩に出かける。

特別なことをしているわけではありません。

それでも、会社員として働いていた頃とは大きな違いがあります。

今日、何をするのかを自分で決められることです。

以前は、出社時間に合わせて行動し、帰宅する時間も仕事次第でした。

今は、自分の体調や気分に合わせて予定を決められます。

もちろん、休職は療養のための時間です。

今の生活が、そのまま退職後の生活になるとは限りません。

それでも、自分で時間を決められることが、これほど気持ちに影響するとは思っていませんでした。

退職後の生活については、「55歳で退職したら毎日何をする?退職後の生活を具体的に考えてみた」でも書いています。

「会社を辞めたい」のではなく「働き方を変えたい」

休職する前は、漠然と「会社を辞めたい」と考えていました。

でも、会社から離れてみると、少し違うように思えてきました。

私は仕事をすること自体が嫌なのではありません。

これまでの経験を生かして、誰かの役に立てるのであれば、仕事は続けたいと思っています。

ただ、毎日決められた時間に出社し、長い時間を会社で過ごす生活には戻りたくありません。

例えば、週に数日だけ働く。

必要なときに訪問して仕事をする。

働く時間を自分で調整できる。

そんな働き方なら、今でも魅力を感じます。

以前は、会社員を続けるか、完全に退職するかの二択で考えていました。

でも今は、必ずしもその二つだけではないと思っています。

辞めたいのは仕事ではなく、これまでの働き方だったのかもしれません。

退職しなくても、働き方を変える方法はある

ここで一つ考えなければならないことがあります。

それは、働き方を変えたいのであれば、必ずしも退職する必要はないということです。

勤務時間を短くする。

担当する仕事を変える。

勤務日数を減らす。

会社によっては、そうした選択ができるかもしれません。

私自身も、今後会社と話をする機会があります。

もし、今までとは違う働き方ができるのであれば、検討する余地はあると思っています。

ただ、現実には役職や責任もあります。

自分だけが希望する時間に働くことが、会社の中で認められるとは限りません。

また、制度上は短時間勤務になっても、これまでと同じ責任や仕事量が残れば、結局は負担が変わらない可能性もあります。

だからこそ、単純に勤務時間を減らせば解決するとも思っていません。

大切なのは、自分で時間を調整できることと、仕事上の責任が無理のない範囲に収まることだと考えています。

会社への感謝と、退職するかどうかは別の話

34年間勤めてきた会社です。

会社には感謝しています。

さまざまな仕事を経験させてもらいました。

多くの人に育ててもらいました。

そして今も、会社からは復帰を期待していただいています。

必要としてもらえることは嬉しいです。

ただ、その期待に応えたい気持ちだけで、以前と同じ働き方に戻ることが正しいのかは分かりません。

一方で、退職すれば本当に希望する生活ができるのかも、まだ分かりません。

安定した収入を失うことには、当然リスクがあります。

会社の中で働き方を変える方法があるなら、まず検討するのも合理的だと思います。

それでも今の私には、以前と同じ働き方を続けることへの抵抗感があります。

会社には感謝しています。

でも、感謝しているからといって、これからも同じ働き方を続けなければならないわけではないと思っています。

自分は何から離れたいのか

「会社を辞めたい」

そう思ったとき、以前の私は退職することばかり考えていました。

でも、休職してみて、考えるべきことは少し違うと気づきました。

自分は、いったい何から離れたいのか。

仕事そのものなのか。

人間関係なのか。

長時間の拘束なのか。

休日まで仕事のことが頭から離れない生活なのか。

人によって答えは違うと思います。

私の場合は、仕事そのものではなく、時間を自分で決められない働き方から離れたいという気持ちが強いようです。

それが分かっただけでも、休職して会社から離れた意味はあったと思っています。

退職するかどうかは、これから会社とも話しながら考えます。

ただ、一つだけはっきりしています。

これからは、仕事に生活を合わせるのではなく、自分の生活に合う働き方を選びたい。

34年間会社員を続けてきて、ようやくそう考えるようになりました。

退職・働き方

Xでは、ブログに書ききれない日常や、退職・お金・50代の暮らしも発信しています。
よかったらフォローしてください。

Xでは、ブログに書ききれない日常や、退職・お金・50代の暮らしも発信しています。
よかったらフォローしてください。

よしの後半戦をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました