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会社を辞めるか悩んで、友人と泣きながら話した夜

居酒屋で涙を流しながら語り合う、50代の男性と友人の漫画風イラスト 退職・働き方

会社の友人と飲みに行ってきました。

その友人とは、長く仕事を通じて付き合ってきた仲間です。

仕事ではお互いに刺激を受けながら、時には競い合ってきました。

仕事の結果を比べながら、冗談を言い合うこともありました。

仕事では競いながらも、何でも話せる友人です。

その友人に、今まで自分の中だけで考えてきたことを、かなり正直に話しました。

退職するかどうか。

このまま会社に残るのか。

自分はこれから何をしたいのか。

お金のことだけではありません。

自分に足りないと思っていること。

自分に自信を持てないこと。

仕事ではそれなりに評価されてきたのに、なぜか自分自身を肯定できないこと。

そんなことまで話しました。

でも、私が泣き出したきっかけは、退職の話ではありませんでした。

その友人も、最近大切な家族を亡くしていた

その友人も、最近大切な家族を亡くしていました。

話をしているうちに、その家族を亡くしたときのことや、

「あのとき、もっとこうしていればよかった」

という後悔について話してくれました。

そして、友人も泣き出しました。

普段は仕事の結果を競っている二人です。

そんな友人が泣いている姿を見ていたら、私も妻を亡くしたときのことを思い出しました。

もうずいぶん前のことです。

普段は普通に生活していますし、毎日のように思い出して泣くわけではありません。

それでも、当時のことを話し始めると涙が出てきました。

気がつけば、二人で泣きながら酒を飲んでいました。

大切な人を亡くすと、時間の見え方が変わる

妻を亡くしてから、自分の中で変わったものがあります。

人生には限りがあるということです。

もちろん、そんなことは誰でも知っています。

でも、頭で知っていることと、実際に大切な人を亡くして感じることは、まったく違います。

元気でいられること。

家族と一緒にいられること。

やりたいことができること。

それらは、ずっと続くとは限りません。

最近の私は、

「残りの人生をどう生きるのか」

ということを何度も考えています。

55歳で会社を辞めても大丈夫なのか。

お金は足りるのか。

住宅ローンを払い続けられるのか。

退職したあとに後悔しないのか。

これまでは、退職やお金の問題だと思っていました。

でも今日話していて、もっと根っこの部分に、

限られた時間を後悔せずに使いたい

という気持ちがあることに気づきました。

ライバルから「もう一度だけ挑戦してみる道もあるんじゃないか」と言われた

そんな話をしたあと、友人から言われました。

「もう一度だけ挑戦してみる道もあるんじゃないか」

今すぐ会社を辞めるのではなく、

今の会社で、自分が本当にやりたいことを最後にもう一度やってみる。

自分ができることをやり切ってから辞めても、遅くないのではないか。

そんな意味でした。

長く仕事を通じて付き合い、時には競い合ってきた相手からの言葉だからこそ、余計に心に残りました。

私はここ最近、「会社を辞める」という方向に気持ちがかなり傾いていました。

会社を休むことになったのをきっかけに、予定より早く退職することまで考えるようになった経緯は、「会社を休んで、予定より早い退職を考えるようになった」に書いています。

でも、

「本当にやり切ったのか」

と聞かれると、正直分かりません。

会社に未練があるのとは少し違います。

ただ、自分自身が納得できるところまで挑戦したのか。

そこには、まだ迷いがあります。

もちろん、戻ることにも怖さがある

一方で、

「もう一度チャレンジする」

という言葉だけで簡単に会社へ戻れるほど、気持ちは単純ではありません。

また仕事にのめり込んでしまうかもしれない。

仕事以外のことが見えなくなってしまうかもしれない。

以前と同じ働き方に戻ってしまったら、結局また同じことになるかもしれません。

だから、もし戻るとしても、

以前と同じように全力で働くことが正解だとは思っていません。

仕事に全力を注ぐことと、自分の人生を仕事だけにしてしまうことは違います。

もしもう一度挑戦するなら、

自分を犠牲にせず、

自分が本当にやりたい仕事に向き合えるのか。

そこを確かめてみたいと思います。

正解は、まだ分からない

今日、友人と話したからといって、答えが出たわけではありません。

むしろ、少し迷いは増えました。

会社を辞めれば、

「あのとき、もう一度だけ挑戦してみてもよかったのではないか」

と思うかもしれません。

会社に残れば、

「あのとき辞めていれば、もっと自分の時間を持てたのではないか」

と思うかもしれません。

どちらを選んでも、後悔する可能性はあります。

だから、絶対に後悔しない選択を探すより、

自分で考えて、自分で選んだと思えること

の方が大切なのかもしれません。

退職について迷っていると、

「辞めたら後悔するかもしれない」
「残ったら後悔するかもしれない」

と、どちらを選んでも不安になります。

でも、未来の後悔を完全になくすことは難しいのだと思います。

それよりも、

  • なぜ辞めたいのか
  • なぜ残りたいのか
  • 今の自分が何を大切にしたいのか
  • 10年後に振り返ったとき、どちらを選んだ自分に納得できそうか

を考えてみる。

そうすることで、「正解を探す」というより、自分が納得できる選択に少し近づけるのかもしれません。

今日の涙は、退職だけの話ではなかった

今日、二人で泣きながら話していて感じたことがあります。

私が悩んでいるのは、単に

「会社を辞めるかどうか」

だけではないのだと思います。

妻を亡くしたこと。

友人が大切な家族を亡くしたこと。

これまでの人生で後悔したこと。

これから先、何を大切にして生きていくのか。

そうしたものが全部つながっています。

いつも仕事の結果を競っていた友人と、こんな話をする日が来るとは思っていませんでした。

退職するのか。

もう一度会社でチャレンジするのか。

今はまだ分かりません。

ただ、一つだけはっきりしています。

私は会社を辞めたいだけではありません。

残りの人生を、自分が納得できるように生きたい。

退職後のお金や暮らしを考えることは大切です。

でも、それと同じくらい、

「残りの時間をどう使いたいのか」

を考えることも、人生後半の大切な準備なのだと思います。

そのために、もう一度挑戦するという選択肢も含めて、少し考えてみようと思います。

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